まるでホテル?!豪華過ぎるキャンピングカー4選
ここ数年、密かに盛り上がりをみせているキャンピングカーブーム。
アウトドア好きの方はとくにキャンピングカーに憧れを抱いているのではないでしょうか。
最近では軽自動車を改良した2~3人向けのキャンピングカーや、”お一人様向け”キャンピングカーまであるようです。
様々なタイプのキャンピングカーがありますが、今回はその中でも「豪華すぎるキャンピングカー」を紹介します。
世界最高級キャンピングカー3選
世界最高級キャンピングカー 1.ミレニアムH3-45(Millennium H3-45)
まず最初に紹介するのが、アメリカのプレヴォスト社製【ミレニアムH3-45】です。
一見するとバスのような外観ですが、実はミレニアムH3-45はボルボ社のバスから製造されたキャンピングカー。
全長は13.7Mの500馬力、計4箇所がスライドします。
価格は1億7000万円。
内装は、全体的に木目調で統一。まるでホテルのロビーのようにゴージャスでクラシックな内装となっています。
リビング・ベットルーム・キッチン・バス・トイレ完備。
リビングは広々としており、テーブルやソファーを設置してもまだ充分なスペースがあります。
リビングに併設されているキッチンの後ろにも充分なスペースがあるので、料理をする際に窮屈さを感じることもないようです。
ベットルームには大人2人がくつろげる程の大型ベットが。
背もたれが革張りの豪華なベットですが、スペースの問題で足元がせり出してしまっているところが少し残念な気もします。
そしてトイレとバスですが、このキャンピングカーにはなんとトイレが2つ設置されています。
バスと併設のバストイレが最後尾に設置されているほか、リビングとベットルームの間にもトイレが1つ。
トイレが2つある点に関しては、他の高級キャンピングカーでもあまり見られないミレニアムH3-45唯一の特徴となっています。
■ミレニアムH3-45
価格:1億7000万円
販売会社:プレヴォスト社
製造国:アメリカ
世界最高級キャンピングカー 2.ヴァンターレプラチナムプラス(Vantare Platinum Plus)
続いて紹介する世界最高級キャンピングカーもアメリカの会社が販売している、【ヴァンターレプラチナムプラス】。
販売会社はフェザーライト、その価格は2億8000億円です。
このキャンピングカーはフェザーライト社が世界一高級なキャンピングカーを開発するため、莫大な資金を投じて作り上げられました。
こちらもミレニアムH3-45と同様、バスのような外観をしています。
しかし車内に一歩足を踏み入れれば、高級ホテルのラウンジに迷い込んでしまったかと錯覚するほどの豪華絢爛な造り。
スワロフスキークリスタルを散りばめた、シャンデリアのような照明が照らす車内は、白を基調に清潔感と細部に豪華さが宿る最高級の空間となっています。
内装にもこだわっており、使用しているものは全て最高級の品々ばかり。
入手困難とされているインカの大理石を階段に使用していたり、特殊製法でパールの光沢を再現させたイタリア製のレザー、ところどころに飾られているアンティークのブロンズ像にまで超高額デコレーションを施しています。
リビング・ベットルーム・キッチン・バス・トイレ完備。
さらに食器洗浄機や洗濯機・乾燥機も付いています。
リビングは広々としており、テーブルやソファ、キッチンテーブルを設置しても充分なスペースが余ります。
キッチンスペースは少し狭いように感じますが、冷蔵・冷凍庫完備など、設備がしっかりとしているので普段の食事がキャンピングカー内でも楽しめます。
ベットルームにはキングサイズのベット。足元には大型プラズマテレビがあり、寝転びながらテレビを観ることも可能です。
そして何より、このキャンピングカーには車庫がついているのです。
キャンピングカー下側に車を丸々1台収納してしまえる車庫があり、車を牽引せずとも運べてしまえるのです。
■ヴァンターレプラチナムプラス
価格:2億8000億円
販売会社:フェザーライト社
製造国:アメリカ
世界最高級キャンピングカー 3.エレメントパラーソ(eleMMent palazzo)
最後に紹介するのは世界一高価なキャンピングカーとして有名な【エレメントパラーソ】です。
その価格はなんと3億4000万円。
オーストラリアのマルキモービル社から販売されています。
全体の外観はバスのようですが、独特なフロントガラスのデザインで個性を出しています。
内装は白を基調としており、さわやかな雰囲気の車内。
天窓も設けられていて光を多く取り込める車内は明るく広々としています。
リビング・ベットルーム・キッチン・バス・トイレ完備。
車内には「大人の秘密基地!」と叫びたくなるようなワクワクする仕掛けがたくさん。
リビングルームのソファールームは、ボタン1つでスタイリッシュなバーに大変身。更にボタンを押すと、車体上部が拡張され「スカイラウンジ」が出現します。
リビングにはワインクーラーやコーヒーメーカーが用意されており、いつでもおいしいドリンクが楽しめます。
また全室床暖房完備、寒い冬の日でも室内同様、キャンピングカー内でも快適に過ごすことができます。
■エレメントパラーソ
価格:3億4000万円
販売会社:マルキモービル社
製造国:オーストラリア
最高級キャンピングカー(国産車編)
以上が、世界最高級のキャンピングカー3選でした。
世界規模の価格には敵いませんが、もちろん日本でも高級キャンピングカーは製造・販売されています。
国産のキャンピングカーの平均価格は400万~800万円程度。
1000万円以上するキャンピングカーから、高級キャンピングカーと呼ぶようです。
国産のキャンピングカーで1000万円を超えるものは多くはありませんが、その中でもとくに憧れを集める国産のキャンピングカーを最後に紹介します。
最高級キャンピングカー(国産車編) セブンシーズ
国産ハイエンドクラスのキャンピングカーである、セブンシーズ。
「いつかはセブンシーズ」と言われるくらい、圧倒的人気を誇るキャンピングカーです。
トヨタコースターのロングボディをベースに使用しており、耐久性に優れています。なので災害時のシェルターとして機能することも期待されています。
車内レイアウトは、前方部分に対座ダイネット、中央部分にシャワーとトイレ、後方部分にはベットルーム、というレイアウトになっています。
対座ダイネットは大人4名用になっていますが、4名が同時に着席すると少し圧迫感を感じます。
対座ダイネットのすぐ後方にはキッチンが設置。こちらもあまりスペースが無く、やはり世界最高級のキャンピングカーと比較すると全体的に手狭な印象を覚えます。
しかし4人家族が1泊するには充分すぎるほどの広さです。
ベットルームにはハイマウントダブルベットが設置されており、国産車のキャンピングカーにありがちな「狭くて硬いベットで睡眠し翌日に体がバキバキに固まっている」を経験せずに済みます。
■セブンシーズ
価格:1800万円(予定)
販売会社:トイファクトリー
乗車定員:6名
就寝定:5名
ベース車:TOYOTAコースターロングボディ(トイファクトリー特別仕様)
高級キャンピングカーで最高の思い出を
密かにブームを起こしているキャンピングカーですが、最大の魅力はその自由さです。
好きな景色の中に車を泊めてそこで一晩過ごす時間は、一生の宝物になるでしょう。
価格も大きさも装備品も豊富にあるキャンピングカー。
自分の旅のスタイルに合わせて自由にカスタマイズし、キャンピングカーで新たな旅に出発しませんか?